| 学会参加レポート,ラボラトリーブログ
ヨーロッパ生殖医学会(eshre 2026、ロンドン)に参加しました(研究室レポート)
7月6日〜8日開催のeshreに蔵本院長と私、研究室の村上が参加しました。投稿された演題数、関連する学術誌の評価ともに上昇傾向で、同学会の規模の広がりを感じました。
当院からは演題名:Perinatal outcome after warmed transfer of blastocysts exhibiting different collapse patterns during pre-vitrification equilibration: a prospective cohort studyでポスター発表しました。
通常、ガラス化保存した胚盤胞を移植する際、培養時に形態が良かったのを優先して選び融解します。ここでは、ガラス化時の胚の形態の変化も、新たな選別基準になり得ることを実証しました。ガラス化・融解胚移植の妊娠率の向上に貢献しうる内容と考えています。現在論文執筆中です。
胚の培養や凍結保存は、体外受精で生まれる児の健康に影響を与える大事なステップです。今後もこれらの質と効率改善に向けた取り組みを続けたい所存です。
ロンドンは古い建物がたくさん残る大都市です。表現は難しいですが、移民が増えているとはいえ、全体として同じ英語圏の某国と比べても行儀がいいような印象を受けました。
日本の比でない物価高、以前は涼しかった現地の気温上昇も体感。到着翌日の土曜日には市街で大規模パレードに遭遇し、人混みと交通規制のなか大変な目にも遭いました。聞けば毎週末のように各種団体による大行進があるとのこと。我々日本人も諸々の課題にもっと自由に声を上げていいのではと改めて感じました。



