料金に関して

プレコンセプション検査
(自費診療)

不妊治療を始める前に体の状態を確認する目的で、初めて来られた日にプレコンセプション検査(自費診療)を行っています。検査項目や費用については、下記をご参照ください。

※ご希望があれば、不育症検査も同時に行うことができます。

女性

検査項目 料金
HIV、HTLV-1、梅毒(TP抗体)、ABO血液型、Rh式、TSH・FT4・抗TPO抗体(甲状腺関連ホルモン) 8,200円
抗精子抗体 4,700円
風疹抗体検査 2,300円
経腟超音波 2,500円

男性

検査項目 料金
肝機能、ABO血液型、Rh式、HCV抗体、HBs抗原、梅毒(RPR、TP抗体)、HTLV-1、HIV 6,700円
風疹抗体検査 2,300円
精液検査 770円
精子DNA損傷検査(必要時) 16,000円

福岡市在住の方
風疹抗体検査は、男性女性ともに無料で受けることができます。
子宮頸がん検診も、市の健診で受けることができます。
どちらも初めて来られた日に検査可能です。

オプション検査・不育症検査

検査項目 料金
抗CLβ2GPⅠ、抗カルジオリピンIgG・IgM、LAC(リン脂質・dRVVT法)、抗PE抗体、抗核抗体、血液凝固第12因子、プロテインS活性、プロテインC活性 26,000円
Th1/Th2 7,500円
β2GPIネオセルフ抗体 34,000円

一般不妊治療

保険診療の料金(3割負担)を記載しております。
表記の金額は患者様が支払うおおよその金額です。
料金表以外に別途、診察料、薬剤料が必要になります。

初診にかかる費用(女性)

項目 料金
初診料、経腟超音波、子宮頸がん検診、クラミジア検査 4,000円
福岡市子宮頸がん検診 1,200円
風疹抗体検査(福岡市に住民票がある方・クーポン等利用) 無料

初診にかかる費用(男性)

項目 料金
初診料+精液検査 1,200円

管理料

項目 料金
一般不妊治療管理料
3ヶ月に1回
750円

再診(スクリーニング検査)

項目 料金
ホルモン検査(LH・FSH・プロラクチン) 930円
AMH(抗ミュラー管ホルモン) 1,790円
経腟超音波 1,590円
子宮卵管造影検査 5,000円
~9,000円
通水検査 300円
感染症検査(HBs抗原、HCV抗体、梅毒RPR) 1,000円
不育症検査(抗カルジオリピン抗体IgM・IgG、ループス・アンチコアグラント(dRVVT) 2,200円
子宮鏡検査 2,400円

一般不妊治療手技

項目 料金
人工授精 5,460円

※お薬代や注射料金などは別途ご負担がございます。

生殖補助医療(保険診療)

2024年6月の診療報酬改定により、保険診療の料金(3割負担)は以下の通りとなります。なお、表記の金額は患者様が実際にお支払い頂くおおよその金額です。また、料金表以外に別途、診察料、薬剤料、検査料が必要になります。

初診にかかる費用(女性)

項目 料金
初診料、経腟超音波、子宮頸がん検診、クラミジア検査 4,000円

初診にかかる費用(男性)

項目 料金
初診料+精液検査 1,200円

管理料

項目 料金
生殖補助医療管理料 月1回 900円

再診

項目 料金
ホルモン検査(LH・FSH・E2・プロラクチン) 840円
~1,520円
AMH(抗ミュラー管ホルモン) 1,790円
経腟超音波 1,590円
術前検査 1,220円

主な料金(採卵~凍結保存にかかる費用は卵の個数による)

項目 料金
採卵料 16,800円
~31,200円
受精卵培養~凍結保存料
(体外受精)
45,600円
~92,100円
受精卵培養~凍結保存料
(顕微受精)
47,400円
~117,900円
体外受精と顕微授精併用の場合 20,400円
~38,400円

胚移植

項目 料金
新鮮胚移植 22,500円
凍結融解胚移植 36,000円

料金詳細

採卵日

項目 料金
採卵術料金 9,600円
採取された卵子の
数に応じて加算
1個 7,200円
2~5個 10,800円
6~9個 16,500円
10個以上 21,600円


局所麻酔 薬剤料金のみ
静脈麻酔 薬剤料金+
360~1,800円

採卵後診察日

項目 料金
体外受精 9,600円
顕微授精卵子数 1個 11,400円
2~5個 17,400円
6~9個 27,000円
10個以上 35,400円
卵子調整加算 加算 3,000円
体外受精及び顕微授精を同時に実施
(Split)
1個 16,200円
2~5個 22,200円
6~9個 31,800円
10個以上 40,200円

※Splitの場合は体外受精の所定料金の50/100に顕微授精の料金を合算

新鮮精子加算 加算 3,000円
受精卵・胚培養管理料 1個 13,500円
2~5個 18,000円
6~9個 25,200円
10個以上 31,500円
胚盤胞培養料 1個 4,500円
2~5個 6,000円
6~9個 7,500円
10個以上 9,000円
胚凍結保存管理料
(保存開始時)
1個 15,000円
2~5個 21,000円
6~9個 30,600円
10個以上 39,000円

胚移植

項目 料金
新鮮胚移植 22,500円
凍結胚移植 36,000円
アシステッドハッチング(AHA) 3,000円
高濃度ヒアルロン酸含有培養液 3,000円

凍結管理

項目 料金
胚凍結保存維持管理料 10,500円

※保険診療で胚凍結を行った方でも妊娠中や胚移植を行う予定のない方は、自費での胚凍料更新となります。

精液検査

項目 料金
精液検査(月1回) 210円

精子凍結保存

項目 料金
精巣内精子採取術による精子を凍結する場合 4,500円
高度乏精子症の場合 3,000円
上記以外
選定療養費として自費での凍結
22,000円
精子凍結保存維持管理料
(1年毎の更新料)
2,100円

※当日の精液検査で運動精子濃度100万/ml未満の方を当院では高度乏精子症として、保険での精子凍結を行います。

精巣内精子採取術(TESE)

項目 料金
手術 37,200円
TESE処理 ---

顕微鏡下精巣内精子採取術(MD-TESE)

項目 料金
手術 73,800円
搬送Box輸送、事前培養液準備 ---
MD-TESE処理 ---
採取精子調整管理料
(TESEによる精子を用いた場合)
15,000円

生殖補助医療(自費診療)

自費診療の料金を記載しております。料金表以外に別途、診察料、薬剤料、検査料が必要になります。

体外受精(IVF)

採卵・体外受精・培養 料金
・タイムラプス使用
・抗酸化剤添加培養液使用
1個 195,800円
2~5個 305,800円
6~9個 327,800円
10個以上 349,800円

※体外受精の料金は、採卵・体外受精・培養料金を含んだ金額となっています。
タイムラプス、抗酸化配合剤の使用は料金に含まれており、無料で実施いたします。

顕微授精(ICSI)

採卵・顕微授精・培養 料金
・タイムラプス使用
・抗酸化剤添加培養液使用
・PICSI
・IMSI
・卵子活性化
1個 239,800円
2~5個 393,800円
6~9個 426,800円
10個以上 459,800円

※顕微授精の料金は、採卵・顕微授精・培養料金を含んだ金額となっています。
タイムラプス等、上記記載の内容は料金に含まれており、無料で実施いたします。

体外受精及び顕微授精を同時に実施(split)

対象 料金
・Split加算
 2個以上顕微授精ができる方
・顕微授精料金に加算
23,100円

胚盤胞培養

項目 料金
胚盤胞培養加算 1個 22,000円
2~9個 55,000円
10個以上 66,000円

IVM(未熟卵培養)

項目 料金
IVM(未熟卵培養) 55,000円

その他、排卵に関すること

項目 料金
採卵するも卵子が取れなかった場合 55,000円
排卵などにより採卵キャンセルになった場合(採卵準備費用) 16,500円
IUI(人工授精)になった場合 22,000円
膜構造を用いた生理学的精子選択術(Zymot) 27,500円

胚移植

項目 料金
新鮮胚移植 99,000円
凍結融解胚移植 1個 143,000円
2個以上 154,000円

※アシステッドハッチング(AHA) 実施 含む

培養液オプション(胚移植時)

項目 料金
高濃度ヒアルロン酸含有培養液使用 11,000円
GM-CSF含有培養液使用 16,500円

その他、胚移植に関すること

項目 料金
子宮内膜刺激術(SEET法) 38,500円
子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチ) 29,700円
二段階胚移植法 55,000円

胚凍結保存

項目 料金
凍結保存管理料
1年間
1個 60,500円
2~5個 82,500円
6~9個 112,200円
10個以上 143,000円
凍結保存延長料
1年間
1個 38,500円
2~5個 60,500円
6~9個 77,000円
10個以上 110,000円
使用後の再凍結料金
1年間
55,000円

精子凍結保存

項目 料金

精子凍結保存
凍結期限1年
(初年度)
バイアル1本+
Rapid-i 3本まで
22,000円
(追加)
Rapid-i 4本以上
3本毎
11,000円

TESE/MD-TESE
後の凍結保存
1年(初年度)
バイアル5本+
Rapid-i 3本まで
33,000円
(追加)
バイアル6本以上
1本毎
22,000円
(追加)
Rapid-i 4本以上
3本毎
11,000円
使用後の精子
再凍結料金
バイアル、
Rapid-i とも
1本毎
11,000円
凍結延長料金
1年(①②共通)
バイアル 1本
11,000円
Rapid-i 1本
5,000円

※バイアルとは、精子凍結用のチューブに多数の精子を凍結する方法です。

※Rapid-iとは、精子数の少ない方を対象として、精子を数個ずつ微細なデバイス上に載せて凍結する方法です。

精巣内精子採取術

項目 料金
当院でTESEを
受ける方
TESE術 136,400円
TESE処理費用 22,000円
ME-D-TESEの
組織搬送の方
搬送Box輸送+
事前培養液準備
33,000円
MD-TESE処理 22,000円

難治性不妊症に対する治療

項目 料金
血小板由来因子濃縮物(PFC-FD)を用いた不妊治療 子宮内
注入
採血・作成
165,000円
注入(1回)
11,000円
卵巣内
注入
採血・作成
165,000円
注入(両側・1回)
110,000円
多血小板血漿(PRP)を用いた不妊治療 子宮内
注入
採血・作成・注入(1回)
165,000円
採血・作成・注入(2回)
220,000円
卵巣内
注入
採血・作成・注入(片側)
220,000円
採血・作成・注入(両側)
330,000円

先進医療

顕微授精・胚(受精卵)培養に関するもの

項目 料金
タイムラプス タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養 25,000円
PICSI ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術 23,000円
IMSI 強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術 12,000円
Zymot 膜構造を用いた生理学的精子選択術 25,000円

胚移植に関するもの

項目 料金
SEET法 子宮内膜刺激術 35,000円
子宮内膜
スクラッチ
子宮内膜擦過術 27,000円
二段階
胚移植法
二段階胚移植法 50,000円
EMMA/
ALICE
子宮内細菌叢検査(初回) 56,000円
子宮内細菌叢検査(再検査) 33,000円
ERA 子宮内膜受容能検査 110,000円
Endome Trio
検査
EMMA/ALICE+ERA 137,500円

不育症に関するもの

項目 料金
β2GPI
ネオセルフ
抗体検査
抗ネオセルフβ 2グリコプロテインⅠ複合体抗体検査 34,000円

卵子凍結

1初診

項目 料金
初診料、カウンセリング料、術前血液検査、超音波検査、AMH、クラミジア検査 約30,000円

2来院2回目以降〜採卵決定まで

項目 料金
再診料、ホルモン採血、超音波検査 約15,000円

※個人差もありますが、採卵まで2〜3回の受診が必要となります。

※採卵1周期にかかる薬剤料は、全部で約5〜15万円です。

※ご自宅で自己注射をされる場合、治療開始日に約8万円必要になります。

3採卵日

項目 料金
採卵料、培養料、IVM(未熟卵培養)、卵子凍結(1年間)料金 医学的な
卵子凍結
220,000円
社会的な
卵子凍結
297,000円

※採卵時に卵子凍結、IVM(未熟卵培養)を行わなかった場合でも返金はありません。

4以後、1年毎

項目 料金
卵子凍結保存延長料金(採卵個数に関係なく) 医学的な
卵子凍結
55,000円
/年
社会的な
卵子凍結
66,000円
/年

手術費用

保険診療(3割負担)のおおよその料金となります。別途、薬剤料、麻酔料が必要となります。

項目 料金
子宮鏡検査 2,400円
子宮内膜ポリープ摘出術 20,000円
子宮鏡下子宮筋腫摘出術 57,000円
子宮鏡下子宮内癒着剥離術 56,000円
卵管鏡下卵管形成術(FT)
両側の場合
(高額療養費制度あり)
280,000円

高額療養費制度

医療機関等の窓口でのお支払いが高額となる場合、支払い後に申請いただくことにより1か月(1日から月末まで)に支払う医療費の自己負担額の上限(自己負担限度額)を超えた額が払い戻されます(高額療養費制度)。
しかし、後から払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。

医療機関窓口での1か月のお支払いが最初から自己負担限度額までとなる方法があります。

※保険医療機関(入院・外来別)、保険薬局等それぞれでの取扱いとなります。
また、同月に入院や外来など複数の受診がある場合は、高額療養費制度の申請が必要となることがあります。保険外負担分は対象外です。

方法1マイナ保険証を利用する

医療機関等(※)の窓口でマイナ保険証(健康保険証利用登録を行ったマイナンバーカード)を提出し、「限度額情報の表示」に同意する方法です。

マイナ保険証

方法2限度額適用認定証を利用する

オンライン資格確認を導入していない医療機関等で受診される場合や、各保険組合にマイナンバーの登録が行われていない場合は、「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提出いただく必要があります。

申請から発行まで約1週間程度時間がかかりますので、お早めに手続きをお願いします。

申請の問い合わせ先

社会保険
の方

加入している保険組合

国民健康
保険の方

市町村(区役所)

※当院はオンライン資格確認を導入している医療機関です。

※健康保険証による利用も可能です。

自己負担限度額

受診者の年齢および被保険者の所得区分によって下記のとおり分類されます。

適用区分 ひと月の上限額
(世帯ごと)
年収約1,160万円〜
健保:標報83万以上
国保:旧ただし書き所得
   901万円超
252,600円+
(医療費-842,000円)
×1%
年収約770万〜約1,160万円
健保:標報53万〜79万円
国保:旧ただし書き所得
   600万〜901万円
167,400円+
(医療費-558,000円)
×1%
年収約370万円〜約770万円
健保:標報28万〜50万円
国保:旧ただし書き所得
   210万〜600万円
80,100円+
(医療費-267,000円)
×1%
〜年収約370万円
健保:標報26万円以下
国保:旧ただし書き所得
   210万以下
57,600円
住民税非課税者 35,400円

※医療費とは保険適用される診察費用の総額(10割)です。ご自身の区分については保険組合に確認ください。

※先進医療や自費の負担分は高額医療費の対象とはなりません。