Now Loading...

Now Loading...

ページトップへ

スタッフブログ

国際生殖医学会(IFFS2025 world congress)に参加して

カテゴリー: ドクターブログ, 学会参加レポート 2025年4月30日

医師の蔵本和孝です。
今回、4月26日より29日までに東京国際フォーラムで開催された国際生殖医学会(IFFS2025 world congress)に参加しました。本学会は、第70回日本生殖医学会学術講演会との合同会議で、参加者3500人と国内で行われた不妊治療の学会では最大です。世界各国から著名な先生方が多数参加されました。

当院から院長と久保島師長が座長を行い、医師から私と江夏先生、培養士からは水本培養室長・村上研究室長、看護部からは徳永主任の5人がポスター発表をしました。

これまでの学会では、卵巣刺激や胚移植などの治療に関することが多く発表されてきましたが、近年は不妊症と栄養に関する国内の報告が多数あり、再注目されています。当院でも葉酸やビタミンDなどのサプリメントに関して皆様に情報をご提供していますが、情報を更新してお伝えできればと思います。

また、本学会では改めてART患者において男性不妊に対する治療の重要性が問われていました。当院には、生殖医療専門医であり、山口大学泌尿器科教授の白石晃司先生に来ていただいております。受精率が悪い、胚盤胞到達率が悪い方などに対して、今後も当院の男性不妊外来や近医泌尿器科と協力して治療に臨ませていただきます。

最後に我々が不在の期間に待ち時間が長くなり、当院通院中の方には大変ご迷惑をおかけしました。
今後も当院では最新のエビデンスに基づいた医療をご提供しますので、安心してご通院いただければと思います。

next