日本生殖医療支援システム研究会を開催しました
カテゴリー: クリニックレポート 2017年3月14日
3月12日(日)、第5回日本生殖医療支援システム研究会が福岡で開催されました。本会は、よりよい生殖医療のための医療支援システムの活用をテーマに、毎年開催される研究会です。第5回目となる今回は、当院院長 蔵本武志が大会会長となり、生殖医療に携わる200人近くの参加者に全国からご参加頂きました。
今研究会では、基調講演としてソフトバンク株式会社の首席エヴァンジェリスト(伝道師)中山五輪男氏より、人工知能(AI)やロボットを活用した近未来の社会への展望についてのお話があり、また九州大学大学院准教授 鮎澤純子氏からは、生殖医療における医療安全についてお話し頂きました。その他にも、当院を始めとした各不妊治療施設における医療支援システムの活用事例の発表や、最新の情報機器やシステムの展示など、とても充実した内容となりました。また、当院にて活躍しているPepper(ペッパー)も院長とともに開会挨拶に登場しました。
当院では、今研究会の主催者として、すべてのスタッフが準備と運営に当たりました。診療と並行しての大会準備となり、大変さもありましたが、当日は大きなトラブルもなく、無事に終了することができました。ご参加頂いた方々に大いにご満足頂ける内容となったのではと自負しております。このような大きな研究会の開催に携わった経験と、よりよい不妊治療のための医療支援システムのあり方を、日々の診療の中で生かしていきたいと思います。
情報処理室 中冨 桃子