臨床研究情報の公開(オプトアウト)について
当院では、生殖医療分野の健全な発展のため、臨床研究をおこなっています。
臨床研究には、研究協力者を募集し、研究計画書に記載されるプロトコールに沿って研究を行っていく前方視的研究と、既存の診療情報を用いて調査・解析をしていく後方視的研究があります。
研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされており、このような手法を「オプトアウト」と言います。
オプトアウトは、下記の後方視的研究が対象となります
[後方視的研究について](オプトアウトの対象)
臨床研究のうち、患者さまへ直接何らかの侵襲を与えたり、介入を行うのではなく、診療情報等の情報のみを用いた研究については、国が定めた指針に基づき、分析されるデータを有する患者さまお一人ずつから直接同意を得る必要はないとなっておりますが、研究の目的を含めて、研究の実施について情報を公開することが必要とされております。この場合も、個人を特定できるような情報を公表することはありません。
当院では現在まで以下の研究をおこなっております。
しかしながら、こうした後方視的研究に対し、御自身のデータは使用しないで欲しいという御希望がある場合やこれらの研究についてお聞きになりたい点などありましたら、蔵本ウイメンズクリニックの下記の連絡先までお知らせください。出来るだけご希望に沿って対応できるようにさせて頂きます。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
個人情報における安全管理措置についてはこちら
1.対象
2009年から現在まで蔵本ウイメンズクリニックを受診された患者様の診療録
2.方法
当院において既に管理している診療データ(問診情報、各種検査結果、治療経過等の医学情報)を使用させて頂きます。
データの解析にあたって個人情報はすべて匿名化をおこない、学会発表や専門誌への掲載など外部への発表においても患者様個人を特定できる情報を一切公開致しません。
また、研究対象に該当するか否かにより、実際の診療内容に影響することはありません。
費用は、蔵本ウイメンズクリニックの研究費で行います。
研究一覧はこちらをご覧下さい。
研究一覧