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スタッフブログ

アーカイブ ( 学会参加レポート )

スイス・ジュネーブ開催のヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)に参加しました2017年8月1日

学会発表の様子

学会発表の様子

 2017年7月2日〜5日にジュネーブで開かれたESHREに院長と私が参加しました。
毎年、世界各国より1万人近くが参加し、今年の発表は口演が298題、ポスターが807題でした。
 当院からは口演:Influence of commercial embryo culture media on preimplantation development and pregnancy outcome after IVF: a single-center RCTを発表しました。
胚の培養は生まれる児の健康にとっても大事なステップです。当院は、培養液が胚の発育や妊娠に与える影響を体系的に調べており、今回はその経過です。発表時や期間中に得た質問やコメントを活かし、今後も「学会と現場をリンク」させながら、良い培養系を得る検討を続けたいです。

学会会場前にて(院長)

学会会場前にて(院長)

 行きに乗り継ぎのパリの空港で不審者騒動があり、フライトキャンセルが相次ぎ、結局空港内のベンチで一晩を過ごしました。翌日の便にも乗れず、500キロ以上離れたジュネーブまで7時間のバス移動と、ただ座っていただけですが、もはや達観状態です。空港周辺は車も多く、雑多な景色を眺めてうたた寝するしかありません。じきに窓外には麦畑や森が広がりいかにも牧歌的です。
ふと目を覚ますと、外は草原でシャロレー種というフランス原産の白い肉牛が草を食んでいます。昔つくったクローンウシと同種の牛だったので、懐かしくも方々に散らばる光景が少し妙に感じました。

 食事については、パンとチーズとハムの種類が豊富でどこで食べても旨くて印象的でした。日本でいうご飯に納豆、甘塩鮭といったところでしょうが、駅のスーパーで買った山積みのパック入り生ハムでさえ旨くて、率直に食文化の深さを感じました。

ジュネーブの街並み

ジュネーブの街並み

 ESHRE自体、当院が行う胚の培養や凍結、移植がメインと言っていい学会で、関連する演題の発表も一番大きい会場です。言語や文化は異なり、西洋主義でもないですが、目的を共有できる国際学会があり、そこに行けることに感謝したいです。あと、大小のクリニック、企業、大学の方々とも様々な形で接触でき、気持ちに少し余裕ができました。とはいえ、どこか外部と共同研究をする場合は、あまり馴れ馴れしいと彼方も嫌でしょうし、それで意見しづらくなるのも問題です。個人的には、適当な距離感で結果を出しつつ、発表だけでなく論文も書いて相手にしてもらうのがいいかと、今回の学会を通じ改めて感じました。今後に向け収穫を得た1週間でした。

研究部門主任 村上 正夫

ヘルシンキ(フィンランド)で開かれた生殖医学会に参加して2016年7月10日

フィンランドのヘルシンキにて、2016年7月3日から7月6日までヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)が開催されました。

ESHRE学会場前にて
ESHRE学会場前にて

院長、研究部1名、培養士1名の計3名で参加しました。世界117ヵ国から6741人が参加しており、口頭発表は295題、ポスター発表800題あり、当院は研究部から「Simple effective vitrification of a small number of human spermatozoa using Rapid-i carriers: a follow up study」という演目で、ポスター発表を1題行ないました。液体窒素に暴露しない安全なデバイスを用いた希少精子凍結に関する報告です。

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ジャカルタ(インドネシア)で開催されたASPIREに参加して2016年4月1日

2016年4月8~10日にThe 6th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction (ASPIRE)がインドネシアのジャカルタで開催され、院長、村上(研究)、水本(培養)の3人が参加しました。

ASPIREでの発表の様子
ASPIREでの発表の様子

当院からは、村上が「Albumin source for blastocyst culture influences embryo morphokinetics and viability after vitrification : from animal model to clinical trial.」という演題の発表を行いました。
培養液には血清由来の成分が含まれているため、感染等のリスクはゼロではありません。そこで、当院ではより安全なARTシステムを目指し、血清成分を含まない培養液について研究を行っています。いずれの検討も、まずはウシを用いた基礎実験を行い、その結果を踏まえて臨床に応用する、という形をとっています。今回の発表は、血清由来成分を含む培養液を用いた場合と無血清培地を用いた場合の、ウシ・ヒト胚それぞれの発生速度と形態変化を比較したもので、いずれも良好な結果を得ることが出来ています。

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リスボン(ポルトガル)で開催された生殖医学会(ESHRE)に参加して2015年6月1日

リスボンで開催されたESHREに参加してポルトガルのリスボンにて、6/14から6/17までヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)が開催されました。
院長、研究部1名、培養士1名、看護師1名の計4名で参加しました。世界各国からたくさんの人が参加しており、口頭発表は281題、ポスター発表796題あり、当院は研究部からポスター発表を1題行ないました。
当院の発表は、無血清の培養液の検討で、ウシの卵子を用いてヒト由来の血清入り培養液と無血清の培養液を使用し、媒精から胚盤胞に至る時間、及び胚盤胞形成率を比較検討したという内容です。無血清の培養液を用いることは、生殖医療の安全にとても重要です。当院では、動物の基礎実験をふまえて臨床に応用しています。

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ハワイで開催されたアメリカ生殖医学会(ASRM)に参加して2015年1月1日

会場前にて
会場前にて

2014年10月18日から22日にハワイのホノルルで開催されたアメリカ生殖医学会(ASRM)に参加してきました。
医局、研究、培養、看護の各部門から1名ずつ4名のスタッフが参加しました。当院の研究部からはNEONATAL OUTCOMES OF TRANSFER OF BLASTCYSTS VITRIFIED ABD WARMED IN DEFINED SOLUTIONS CONTAINING RECOMBINANT HUMAN ALBUMIN:354 BABIES BORN FOLLOWING 851 EMBRYO TRANSFERS というタイトルで口頭発表をしました。
凍結保存をする際に人の血液からとった血清を使用することで生じる感染症等のリスクを減らすために「無血清」の液を使用して今までよりも安全に胚凍結・融解を行い、生まれてきた赤ちゃんにも良い影響を与えたという内容の発表です。

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ミュンヘン(ドイツ)で開催された生殖医学会に参加して2014年7月1日

ドイツのミュンヘンにて、6/29から7/2までヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)が開催されました。
院長、培養士1名、看護師1名の3名で参加しました。当院からはポスター発表1題を行ないました。ESHRE参加者は約8573名、参加国109カ国、口頭発表274題、ポスター発表600題でした。

ミュンヘンで開催された生殖医学会に参加して学会では、日本では限られた症例のみに行われるPGD(着床診断)や、日本ではまだ行われていないPGS(着床前スクリーニング)などに関する発表がありました。
また、培養液の種類に関する検討や、培養中の胚の様子をリアルタイムでPC上にて観察できるタイムラプスシステムに関する発表などもありました。学会を通して、様々な国の様々な発表を聞き、多くの刺激を受け多くのことを学びました。
また、ミュンヘン最大の生殖医療クリニックを見学し、そこでドイツでは、胚が分割した時点で「ヒト」とみなされるため、胚凍結は前核期胚でしか行うことが出来ないと知りました。そういった文化の違いにも驚きました。

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ロンドン(イギリス)で開催された生殖医学会に参加して2013年7月1日

2013年7月6日~7月13日、イギリス・ロンドンで開催されたヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)に参加させて頂きました。
参加者は、院長、培養部1名、研究部1名と看護師の私1名でした。事前情報ではロンドンは快晴の日が少なく、曇っていることが多いと聞いていたのですが、滞在中はすっきりとした快晴で天候にも恵まれました。歴史ある建物や寺院を見ることができ、街のさまざまなところに花が植えられており、映画にでもでてきそうなとてもきれいな街並が印象的でした。

ESHRE会場前にて
ESHRE会場前にて

今年の学会の演題数は888題で、口頭発表が282題、ポスター発表が606題でした。
当院からは、研究部が口頭発表、培養部がポスター発表を行いました。通常、胚の培養や凍結保存する時に人の血液からとってきた血清を用います。これまで研究部では、これらの成分を含まない「無血清」の液で胚が凍結できることを学会で示してきました。無血清の凍結液を使用することで感染症等のリスクが減り今までよりもより安全に胚凍結が行えるようになります。
今回の発表は、この無血清の液で胚を凍結しても移植後に高い妊娠率が得られることを200症例以上の検討で発表しました。また生まれてくる児の予後も従来法と変わらないことを100症例以上の出生児で確認しました。この発表は当院が世界で初めてです。また、培養部がその無血清の凍結液と、液体窒素に直接胚が触れない凍結方法で安全に胚凍結がうまくいくことを発表しました。

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イスタンブール(トルコ)で開催された生殖医学会に参加して2012年8月1日

2012年7月1日~4日までの4日間、トルコのイスタンブールにて開催されたヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)に参加させて頂きました。
今回の参加者は蔵本院長、口頭発表を行う研究部1名、培養士である私の3名でした。私にとって国外での学会参加は初めて・・・というより、海外に行くこと自体が人生2度目で、緊張以前に楽しみもありましたが、少々不安もあり、フライト前日は小学生時代の遠足前日のような気持ちで、久しぶりに眠れませんでした。

会場前にて
会場前にて

今年の学会の参加人数は8518名、参加国は118か国、口頭発表249題、ポスター発表600題でした。
昨年も口頭発表を行った研究部の村上は、今年はなんと世界で5名しか選出されない学会賞候補の一人に選ばれました。
血清中のアルブミンは細胞の増殖などに欠かせない成分で、培養液や凍結液にも含まれています。現在、動物由来のアルブミンを用いていますが、育ってきた環境によってそれらの成分は変わりますし、感染の可能性もないとは言えません。そこで、より安全な組換え結成(リコンビナントアルブミン)に代替できないか、今回はリコンビナントヒトアルブミンを凍結液に添加した胚盤胞凍結の成績について発表を行いました。
惜しくも学会賞を受賞することはできませんでしたが、世界に先駆けた有用な検討であることが認められました。また、この検討に私自身も関わっていることから、培養士という職業の重要さを再認識し、ますます意欲が湧きました。

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ストックホルム(スウェーデン)で開催された生殖医学会に参加して2011年7月1日

ノーベル賞の祝賀晩餐会が行われる市庁舎
ノーベル賞の祝賀晩餐会が行われる市庁舎

今回2011年7月1日~9日の期間、毎年開催されるヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)に初めて参加させて頂くため、スウェーデンのストックホルムに行かせて頂きました。
ストックホルムは「水の都」と言われるくらいに湖と海に囲まれた、自然のすばらしい所でした。
今回は院長、口頭発表を行う研究部1人、ポスター発表を行う胚培養士1人と私の4人の参加で、私にとって始めての海外で行われる学会参加で、看護師として私が参加する意味を考えさせられるものになりました。

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ローマ(イタリア)で開催された生殖医学会に参加して2010年6月1日

学会会場の前で:左から川元(看護部)、蔵本院長,江頭室長(培養部)
学会会場の前で:左から川元(看護部)、
蔵本院長,江頭室長(培養部)

2010年6月27日~30日でイタリアのローマで開催された、ヨーロッパ生殖医学会(ESHRE)に参加させていただきました。
ローマまでは飛行機で半日ほどのフライトで、時差は約9時間です。私は福岡を離陸するときから腕時計を現地時間にセットしてしまうくらい興奮していたので、往復のフライトではほとんど眠らずにローマに着きました。

今回の参加者は院長と培養室長、看護師である私の3名でうかがいました。参加者はほぼ年々増加しており、今回は総参加者数が約9200名、医師、培養師、看護職、臨床心理士といった日ごろから何らかの形で生殖医療にかかわっている様々な職種の方々がいらっしゃいました。
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アムステルダム(オランダ)で開催された生殖医学会に参加して2009年6月1日

学会会場の前で:左から蔵本院長,金子,池田(看護部)
学会会場の前で:左から蔵本院長,
金子,池田(看護部)

2009年6月29日~7月1日までオランダのアムステルダムで開催されたヨーロッパヒト生殖医学会に参加してきました。
今年は看護部から2名で参加させていただきました。私たちにとっては、初めての海外での学会参加だったので、不安と緊張、期待と興奮の入り混じった気持ちで日本を出発しました。
アムステルダムと日本は時差が7時間程あり、現在はサマータイムということもあり、夜遅くまで明るい陽気な雰囲気を味わうことができました。また、運河や水路、跳ね橋といった美しい町並みも見ることができました。

会場では、世界各国の不妊治療に携わっておられる医師や培養士、看護師や心理カウンセラーなど様々な分野の方々が参加されていました。また、海外ならではなのかラフな服装での参加者が多く、日本の学会とはまた違う雰囲気を味わうことができました。

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バルセロナ(スペイン)で開催されたヨーロッパ生殖医学会に参加して2008年7月1日

2008年7月6日~9日にスペインバルセロナで行われたヨーロッパ生殖医学会に参加してきました。
世界各国で不妊治療にたずさわっている医師や培養士、看護師、心理カウンセラーなど約7000名の参加があり、575題の演題が発表されていました。今年は演題を提出しても45%しか発表できない難関でした。日本からは約30題の演題が発表され、当クリニックからも看護部と培養部から2題の演題を発表してきました。

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