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スタッフブログ

オーストリア(ウィーン)で開催されたヨーロッパ生殖医学会〈ESHRE〉に参加して

カテゴリー: ラボラトリーブログ, 学会参加レポート 2019年7月23日

会場

会場


当院では、国際的な視点から新しい知識・技術を獲得し治療に還元するため、毎年ASRM(アメリカ生殖医学会)やESHRE(ヨーロッパ生殖医学会)といった国際学会に参加しております。
 今回は、オーストリアのウィーンにて、6/23から6/26まで開催されましたヨーロッパ生殖医学会に参加させていただきました。
 当院からは院長および培養士1名の2名が参加しました。世界124カ国から9979名が参加し、口頭発表が313題、ポスター発表が803題ありました。
学会1、2日目には日本語セミナーに参加し、口頭発表の内容を解説していただきましたので、英語の聞き取りが出来ない私でも内容を理解することが出来ました。
発表の傾向としましては、着床前診断とタイムラプス解析による胚の評価に関わるものが多いようでした。世界的に胚のタイムラプス解析はスタンダードになっているようでした。着床前診断では、一部デメリットとして胚に対して多少なりとも侵襲的になってしまうということが挙げられます。このことに対して、非侵襲的に着床前診断が出来ないか検討している発表も多数見受けられました。タイムラプス解析で正倍数性の胚を検出可能であるとか、胚を培養していた培養液で診断が出来るなど早急に臨床的に応用できるまで研究が進んでくれることを願いたいです。
 ところで、これだけ演題がありますと多少なりとも似通ったものが多くなってきますが、中には全く正反対の結論を発表している演題もあり、生殖医療はまだまだ未開拓で未知な部分が多い分野なのだなと実感しました。
国際学会に参加する意義として当院より発表したり、発表を聞き新たな視点を知ることもそのひとつですが、参加している生殖補助従事者の方々と交流し、意見を交換し合うことも重要です。今回も当院で使用している製品の成績についてドイツのマルクス・モンタック博士とミーティングを行ったり、igenomix社のカルロス・シモン教授の意見を聴いたりととても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

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さて、今回のESHRE参加の合間にはオーストリアのウィーンとハンガリーのブタペスト観光にも参加させていただきましたので少し紹介させていただきたいと思います。
ウィーンといいますと650年も続いたハプスブルグ家の繁栄と衰退が有名で、18世紀全盛期の女帝マリア・テレジアやその末娘マリーアントワネット、美女として知られたエリザベートなど宮殿や王宮の華やか文化が現在も色濃く残っていました。

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次にブタペストです。初代国王イシュトバーンが国家を建設してから1000年の歴史ある街並みで中心をドナウ川が流れています。絵のように美しい光景はドナウの真珠と呼ばれているそうです。また高さのある建設物は認められておらず,見晴らしの良い所に行けば,美しいブタペストの街並みを一望することが出来ました。
他にも世界一美しいと呼ばれる国会議事堂やドナウ川でのディナークルーズに参加させていただいたりと素晴らしい経験をさせていただきました。

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マーチャーシュー教会

マーチャーシュー教会

今回、国際学会に参加という貴重な体験をさせてくださった院長に感謝するとともに、参加するにあたり業務の調整に協力して下さったスタッフの方々には深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

培養室 奥田 紗矢香

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